地球温暖化の阻止は、私たちに課せられた大きな課題です。その中で、まず私たちにできることの代表格がCO2つまり二酸化炭素排出の削減ではないでしょうか。しかし、実際に実現するためには社会構造の変革が必要となってきます。それこそが「低炭素社会(ローカーボン社会)」です。石油や石炭などの化石燃料を消費するだけでなくの社会とは決別し、CO2の吸収と排出がバランス良く管理されている社会にすることで、初めて地球の未来へ命をつなぐことができるのではないでしょうか。
私たちが考える健全な地球環境とは、あらゆるものが循環している状態です。CO2も例外ではありません。生産と消費、そして再生の繰り返しという自然の営みと同じように、私たち人類も実践することで訪れる循環型社会。
ACORN徳の風プロジェクトは、廃食用油リサイクル活動をはじめとする各種環境事業を通じて、低炭素社会、そして循環型社会を構築することを最大の目的としています。
ACORN徳の風プロジェクトの目標である『廃食用油のリサイクルや各種環境事業を通じて、地球環境を守る活動を』ですが、実際にこうした目標に対してどれだけ達成できているかを客観的に判断するための手法として、環境省が策定している「エコアクション21」の認証取得に向けて動き出しました。
これは2010年2月当時、広島県の廃食用油業界では唯一でした。
こうした活動が、ACORN徳の風プロジェクトが「循環型社会構築業」の事業者として掲げている理念と、実際の活動が客観的な評価を得ることにつながると確信しています。
環境意識が高まる中、これからはこうした客観的な環境活動の評価が求められる時代になりつつあります。同じ条件で取引先を選択する場合、環境活動の評価を取得しているか否かという要素が重要な判断材料になり始めており、何らかの環境活動を行っていても、それが評価されないばかりにビジネスチャンスを逸してしまう可能性が高くなっています。
ビジネスに環境性能が求められる時代だからこそ、環境活動のコンサルティングや各種認証の取得などでもACORN徳の風プロジェクトをお役立ていただければ、幸いです。